三千院 雪
やはりここの見所は、往生極楽院を中心とした雪景色。宸殿より背の高い木々の向こうに見える往生極楽院は、ここの看板風景となっている。また有清園や聚碧園の庭園雪景色も美しい。
本坊内の座敷には赤い毛氈が敷かれていて、その上に並べられた丸い座布団に座してしんしんと降る雪をを眺めていると、日頃の忙しさを忘れて京都の冬の美しさを感じることができるだろう。この毛氈と丸い座布団は絵になる雪景色写真をつくる上で一役買っている。
このお寺が雪化粧された日の見どころは、何と言ってもここの看板風景となっている松永貞徳の造営した枯山水の名庭「雪の庭」。庭の名前が名前だけに雪景色がとてもよく似合う。縁側に出ると天気が良ければ比叡山を借景とした庭園風景も見られる。あまり知られていない雪景色名所なので静かな時間に浸れるだろう。
京都を代表する観光名所である清水寺。雪が降った日には圧倒的なスケールを誇る境内が白銀に包まれ、訪れる人々に冬京都の素晴らしさを体験させてくれる。
冬でも奥の院から見る清水の舞台と本堂がここの看板風景。積雪があると紅葉時期には真っ赤に染まっていた木々が繊細に雪化粧され、清水の舞台と本堂が浮かび上がったように見える景観がとても美しい。教科書などに載っている写真もこの角度からで、日本人なら誰でも一度は目にしたことがあるであろう景観で、拝観者たちの絶好の写真撮影スポットとなっている。
京都を代表する庭園風景をもつ詩仙堂。
サツキの丸い刈り込みが並ぶ詩仙堂庭園の雪景色は
訪れる拝観客の感動を呼んでいる。
ここは江戸時代初期の文化人であった石川丈山が
隠棲した山荘の跡地で現在は丈山寺という寺院でもある。
雪化粧の詩仙堂においても看板風景は、やはり書院から見る庭園風景。
ビビットな紅葉や かわいらしいサツキとは違った清冽な表情を見せてくれる。
至楽巣(しらくそう)と呼ばれる読書の間に冬期に敷いてくれる絨毯の赤が
この庭の雪景色をより美しく見せている。
平安神宮の見所が神苑の雪景色。春の神苑は桜が咲き乱れる桜の苑として広く知られている。そんな春の華やかな姿とは対照的に、雪の神苑は清冽な雰囲気を醸し出し、静かで冷たい美しさを届けてくれる。
建仁寺 双龍図
二年前に亡くなった日本画家・小泉淳作が描いた大作
北海道の廃校になった体育館を借りて約二年の月日をかけて描かれた
人生の終盤に
自分が磨き上げた業をぶつけさせてくれる仕事に出会えるというのは
クリエイターにとって、この上なき幸せだろう
京都には塔、参道、庭、池などを
上手に配置した美しいスポットが数多くあります。
そのスポットに季節感あふれる紅葉が彩りを添え、
調和した景観が真如堂の京都風景です。
京都の紅葉絶景写真 >>
瑠璃光院には窓、床、庭、橋、池などを
上手に配置した美しいスポットが数多くあります。
そのスポットに季節感あふれる紅葉が彩りを添え、
調和した景観が瑠璃光院の紅葉風景です。
瑠璃光院の紅葉写真 >>